1839年、スイス・ジュネーブで創業した[Patek Philippe/パテックフィリップ]。ドレスウォッチの最高峰として君臨し、ラウンドケースの代表作ともいえる[Calatrava/カラトラバ]を世に送り出しました。その功績は今なお時計界における風格を示しています。そして、自社一貫生産を続ける姿勢は、多くの時計ファンにとって永遠の憧れです。

今回は、美しい曲線を描くオーバルケースが特徴の[Golden Ellipse/ゴールデンエリプス]Ref.3548のご紹介です。偉大な建築物や芸術品に多く見られる黄金比を用いたとされ、同ブランドの中でカラトラバに次ぐ歴史を持つモデルです。ブルーダイヤルはサンバースト仕上げにより、ソリッドでシャープな表情を見せ、繊細なペンシルハンドとバーインデックスが、ドレスアップした腕元にエレガントな造形美を引き立てます。ダイヤルの素材に貴金属が使用されていることを示す「シグマ/σ」マークからも、華やかさと上品さを兼ね備えた逸品です。

ムーブメントは、自動巻きキャリバー240を搭載。1977年にパテックの卓越した技術力によって開発された、世界初の実用的な22Kマイクロローターを備えた自動巻きムーブメントです。高級時計製造の歴史的中心地であるジュネーブで、厳格な検査基準をクリアし、[Geneva Seal/ジュネーブシール]の認定を受けています。ワールドタイムや永久カレンダーなどの複雑機構を搭載するベースムーブメントとしても採用され続けており、時計史に名を刻む名機です。

ブレスレットは、ケースと一体化したイエローゴールド製のリンクブレスレットをセッティング。今回の販売にあたり、アーカイブを2024年2月に取得しておりますので、ご購入時にお渡しいたします。気高く繊細でありながら、エレガントな迫力をも併せ持つ至高の時計です。是非、店頭にてご覧ください。