いつも当店をご利用頂きまして誠に有難う御座います。
寒さが増すこの時期。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
Davide Parere © Cartier
只今、WEB UOMOのCAR&WATCHのコーナーにて、【目利きも驚愕するカルト時計】カルティエ「ペブルシェイプ」ウォッチとは何か?の記事に当店のオーナーである江口が参加させて頂きました。
以下、江口のコメント。
過去に沢山のカルティエの時計を見てきましたが、人生で初めて現代のカルティエを運営されている方々とお話をする機会を頂き、私の新作に目を向けるきっかけとなる出会いを頂きました。
何故私が、新作もしっかりと見ようと思ったかと言うと、今回の「ペブルシェイプ」と言う時計の背景を知る中で、カルティエパリでは無く、カルティエロンドンの存在を大きく意識した瞬間だったからです。
私はどちらかと言うと元々どこの国で誰がデザインしたのか?と言う事をベースに物を考え、源流を意識した仕入や収集をしているのですが、カルティエに関して盲点だったのは、カルティエは長い間3法人に分れていたと言う事。
そして、そこにヨーロッパやアメリカでの新たな文化の芽生えや、流れの変化があった事。最終的にカルティエはパリに法人を集約する事になったけれど、ブランドの変化の歴史の中に、カルティエロンドンが有った事を私達は認識してこれからのカルティエを見なければいけません。
そうすると、如何に深く、文化や人々と関わって来たメゾンなのかを再認識し、伝統的でもあり、革新的なこのメゾンに興味を持たずにはいられないはずです。
今回の依頼を受けて、これからも良い時計を集めて行きたいと改めて思いました。
新たな気付きをもたらして下さったカルティエジャパンの皆様とUOMOの皆様に感謝の気持ちを添えて。
是非記事を読んで頂ければ幸いです。