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カルティエと日本 「結 MUSUBI」展

いつもECW SHOTO(江口洋品店・江口時計店)をご利用頂きまして誠に有難う御座います。
大好きなカルティエの日本との繋がりを展示する

カルティエと日本 半世紀のあゆみ「結 MUSUBI」展 ― 美と芸術をめぐる対話

東京国立博物館の表慶館にてスタートしたとあって訪問をしてきました。
目的は勿論より深くカルティエを知る為のキーワードを得る事。日本とどんな繋がりがあるのか、どんなアプローチをして来たのかを知る事。私も小売店を運営する者として、何を大切にしてクリエイションをして来たのかを再度確認する良い機会にしたいと言う思いです。

上野に来たら公園口で必ず降りて、世界文化遺産にもなっているル・コルビュジエ設計の国立西洋美術館)の前を通る。改めて四角が好きな事を再確認しながら公園を進んで行くと

カルティエと日本 半世紀のあゆみ 「結 MUSUBI」展 ― 美と芸術をめぐる対話

東京国立博物館の表慶館。に結の文字。2009年に私が初めて自分の意志でここを訪れた時ものカルティエのファインジュエリーが見たくて足を運んだ事を思い出した。

カルティエと日本 半世紀のあゆみ 「結 MUSUBI」展 ― 美と芸術をめぐる対話

今回の展示のストーリーにはカルティエが日本に上陸してからの事や、アジアとのデザインの繋がりに触れられており、中国建築から着想を得たタンクシノワの様なアジアからのインスピレーションの中に日本との繋がり、ジャポニズムが沢山あった事を実感する事が出来ます。
TABLE No.11 1907年にデザインされた結び目や折り目を表すジュエリーやを見ながら、カルティエの時計にジュエリーの概念が落とし込まれる時の流れが私は印象的でした。

カルティエと日本 半世紀のあゆみ 「結 MUSUBI」展 ― 美と芸術をめぐる対話

時計好きとしては勿論、1917年のタンクの誕生が大きな歴史です。ですが、なるべくデザインの起源や、日本とカルティエとの関わりをより理解しようと言う気持ちで全体を見る事で、ルイカルティエを始めとする、世界観を形作った人達に日本的美学が大きく貢献している事を知る、良いきっかけになると思います。

日本の人が海外の物に憧れたり、海外の人が日本の物に憧れたり、美しいと思う物をきちんとプロダクトやクリエイションに落とし込む事が出来るカルティエがやっぱり大好きでした。ECW SHOTOも良いと思った物。良いと思った人を素直に受け入れられるそんなお店でありたいと思います。

会期は2024年7月28日まで。
今回はあえて時計とジュエリーの写真はコラムに乗せていません。
是非ご自身の五感を使って、その世界観を感じて頂ければ嬉しいです。

カルティエと日本 半世紀のあゆみ 「結 MUSUBI」展 ― 美と芸術をめぐる対話