当店では時計以外に、アパレルの取り扱いもある事をご存知でしょうか?
その中にエルメスのカレがあります。
カレとはフランス語で「正方形」を意味し、それぞれにストーリーが組み込まれており、タイトルもついています。
そんな事を聞くと、1枚1枚のストーリーを探りたくなりますよね。
カレは1937年に誕生したとされていて、高品質なシルク(絹)を使用して作られており、シルクの中でも厳選したものを採用しているうえ、熟練した職人が色を調合し、シルクスクリーンと呼ばれる染色方法を用いて1枚1枚染色していくそうです。
これだけでも、「エルメスの拘り」が感じられますね。
カレを1枚1枚見ていても、色が沢山使用されていて、スカーフというよりも「1つのアート」のようにも見えます。
そんなカレには、「ハンドロール技法」という通称「フランスかがり」で仕上げられています。フランスかがり(エルメスでは、ルロタージュと言います。)とは、一方のスカーフの角を固定し、裏から表の方向にくるりと巻きながら手で縫っていく手法です。
この技法は現在でも使用されている技法です。
そしてこのふちは、わずか2mmという細かさ。90cmのカレの場合、ベテラン職人さんでも約45分かかるそうです。
何だか特別感があって、1枚持っているだけでとても気分が上がりそうですよね。
このフランスかがりで仕上げられたカレは、糸が目立たないようになっていて、この技法を身につけるには、半年かかると言われています。
細かな部分にも気を配る。
「HERMES」というブランドの拘りが感じられますね。
当店では、多数のカレを取り扱っております。
あなただけのとっておきの1枚を見つけに、是非店頭に遊びにいらして下さい。