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Watch Repair back case Opener / 裏蓋の固着との格闘

2020/01/27
アニバーサリーフェアをご利用頂き、購入や修理のご依頼を多数頂いております。
本当に有難い限りです。まだまだノベリティを始め、時計やアパレルも在庫が御座います。
皆様のお越しをお待ちしております。

そんな店舗が大忙しの最中、

修理部門ではこんな出来事が、

「裏蓋が開かないですね。。。」

スクリューバック式ステンレスケースのIWC Yacht Club
固体を見る限り、ケースコンディションはとても良く、カラーダイヤルも綺麗な素晴らしい固体。
時計技師3人掛かりで、何とかベルジョンのオープナーで開かないかと試みるも、微動だにしない。

他社の技師さんやコレクターさんにも相談をし、最終的に辿りついた方法がこちら

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結果的に。。未だ裏蓋は開いておりませんが、時計を痛めずに力を加える方法としては、とても利に適っています。

オープナーが現代の様に開発されていなかった時代の施工方法を考えたり、自分達で開発する事。
が、道具に頼りすぎた考え方を改める良いきっかけをくれた時計修理の事例でした。

スターウォーズのテーマソングを掛けながら、施工方法を微調整しての数回のトライ。
開封が完了しましたら改めて写真を載せたいと思います。

※お客様の時計に特殊な施工をする場合には、事前に許可を得てから施工する様にしております。

Photo Gallery
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