1990年代を代表する独立系時計ブランド[Daniel Roth/ダニエル・ロート]。ジャガー・ルクルト、オーデマ ピゲなどで修業を積み、休眠状態だったブレゲ再興を率いた後、1988年にブランドを設立。そのユニークかつ独創的なタイムピースによって、瞬く間にその名を馳せ、自らの名を冠したブランドを立ち上げた、独立時計師の“先駆者”となりました。
今回は、自身のブランドを立ち上げた時に展開されたファーストモデル、 Ref.C187トゥールビヨンのご紹介です。後にLVMHグループへ移籍し、2024年に発表されたオマージュモデルのオリジナルモデルで、史上初、腕時計にトゥールビヨン機構を搭載した貴重なモデルです。ギョーシェ模様の施されたダイアルとブルースティールハンドを使い、歴史的なルイ・ブレゲのモデルから得たインスピレーションに、モダンなケース形状でダブルフェイスを実践し、際立つ存在感を感じさせてくれます。その円と四角を組み合わせた独特なフォルムのダブルエリプスケースは、トゥールビヨンケージを最も巧みに縁取ることができるとされ、複雑機構への献身的な方向性と、“アート・オブジェ・ウォッチ(芸術品としての時計)”という指針を示した、その後のシグネチャーデザインへとなっていきます。
ムーブメントは、キャリバーDR307を搭載。トゥールビヨンは1分間に1回転するため、6時の位置の3本のブルースティール秒針で、3分割された秒目盛りと組み合わせて読むことができます。特筆すべき点は、2024年のオマージュモデルに搭載されたキャリバーDR001と違い、デイト、パワーリザーブ表記のダブルフェイスを実践させた素晴らしいムーブメントで、正にダニエル・ロートの原点、そしてトゥールビヨンの名作と言える存在です。
レザーベルトは、ダニエル・ロート純正クロコダイルレザーのシャイニーブラックをセッティング。貴重なイエロゴールド製の純正尾錠も付属しているので、併せてお使い頂くことをお勧め致します。さらにはダニエル・ロート純正ボックスも付属し、大切に保管されていたことの頷ける逸品。1988年に、ロンドンの宝飾リテイラー・アスプレイから、25個の手巻きダブルフェイス・トゥールビヨンの製作を依頼されたことで、立ち上げされたとされ、マニア心擽るオリジナル性を強く感じさせてくれる希少な一本。卓越した技術力で、芸術的に複雑機構を実現させた究極のモデルを是非、店頭にて御覧ください。
独立時計師による独自ムーブメントの為、オーバーホール、ケース内部の確認等は行っておりません。保障につきましてもご購入後は、全てメーカーへ直接ご依頼頂きますが、ベルト取付等の簡易作業に関しましては、ご遠慮なくお申し付けください。
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