廃盤レディースモデル
カルティエのアーカイブの中で、最も重要なデザインと言っても過言でもないタンク。[Tank Normale/タンクノルマル]は、1919年に作られたタンク型(レクタンギュラーケース)の原型となったモデルで、タンクLCよりも角張った形状からは「戦車の両輪」をしっかりとイメージさせられます。2023年の[CPCP/Collection Privee Cartier Paris/コレクション プリヴェ カルティエ パリ]で復刻されたことにより、タンクノーマルではなくタンクノルマルと読みが変更されました。
今回は、[Louis Cartier Collection/ルイカルティエコレクション]にも含まれたモデルRef.66014のご紹介です。直線的で武骨さすら感じさせるフォルムは、アールデコの概念を色濃く映し出したデザイン。伝統的なローマ数字のインデックスやブルースチールハンド、サファイアカボションリューズといった伝統的な要素も集約されており、時代を超える美観を備えています。
ムーブメントは、クォーツキャリバー157を搭載。主にカルティエのレディースウォッチに採用された小型ムーブメントで、メンテナンス性に優れた信頼性の高い機械です。
レザーブレスには、カルティエ純正のガルーシャレザーのネイビーをセッティング。さらに、イエローゴールド製の純正[Deployant Clasp/Dバックル]も付属しております。一部のタンキストからは「タンクノルマルこそオリジナル」と称されるほどの存在です。是非、店頭にてご覧ください。ご委託品のため、販売後にメンテナンスを行ってからお渡しとなります(無料施工/約3か月)。