メンズモデル
[オーデマピゲ/Audemars Piguet]は1875年創立の歴史ある高級時計ブランドです。正確さは勿論のこと信頼性も高く、製作から販売まで自社で行う数少ないマニュファクチュール。独創的で複雑な時計を得意とし、19世紀に行われたパリ万博等で成功を収め、世界三大高級時計メーカーの一つと数えられてきました。
今回は、腕時計デザイナーの巨匠[ジェラルドジェンタ/Charles Gerald Genta]によって創られた、名作[ロイヤルオーク/Royal Oak]Ref.14100STのご紹介です。70年代のモデル特有の小ぶりな35ミリ系薄型ステンレス製のケースに、ビス留めされた丸みのある8角形ベゼルと通常よりも小さめのAPロゴとタペストリー模様の施されたブラックダイヤルで、絶妙なコントラストを演出。ダイヤルは当時のオリジナルで、近年トロピカルが多い中で経年変化のないとても美しいダイヤルです。独特な一体型ブレスの形状を活かし、堅牢な設計のスポーツラグジュアリーを象徴するデザインで、時計の世界に大きな潮流を作り、現在でも広く知られるオーデマピゲの象徴的なモデルです。
ムーブメントは、キャリバー2325を搭載。ジャガールクルト製キャリバー889をベースとした優れたムーブメントで、IWCのインジュニアやマーク12にも使用されているので、製造精度の高さをご堪能頂けます。
ブレスレットは、オーデマピゲ純正の薄く軽量で高級感のあるステンレス製ブレスレット仕様となります。ドレスウォッチでもなく、武骨なスポーツウォッチでもない、洗練されたスポーツラグジュアリーという新たなスタイルを確立し、常識を大きく覆した傑作。唯一無二の圧倒的な存在感を放ちつつ、知的で洗練された雰囲気を演出してくれる素敵な時計です。是非店頭にてご覧下さい。元々70年代に搭載されていたムーブメントはキャリバー2123でしたが、メーカーコンプリートサービスが行われた際に、後期型キャリバー2325に交換され、Ref.4100STから修理履歴を表す"1"が加わりRef.14100STと変更されています。併せて針とリューズも交換されております。2023年の6月にコンプリートサービスが行われていますので、内部チェックは致しましたがメンテナンスは行っておりません。