廃番ボーイズモデル
[オーデマピゲ/Audemars Piguet]は1875年創立の歴史ある高級時計ブランドです。精確さは勿論のこと信頼性も高く、製作から販売まで自社で行う数少ないマニュファクチュール。独創的で複雑な時計を得意とし、19世紀に行われたパリ万博等で成功を収め、世界三大高級時計メーカーの一つと数えられてきました。
今回は、レアメタルの1つに数えられるタンタルとローズゴールドのコンビ仕様の貴重なモデルであり、総販売本数が73本と言う(AP Chroniclesから引用)、[ロイヤルオーク/Royal Oak]Ref.15000TRのご紹介です。独特な一体型ブレスデザインで、時計の世界に大きな潮流を作り、現在でもオーデマピゲの象徴として広く知られたモデルです。腕時計デザイナーの巨匠[ジェラルドジェンタ/Charles Gerald Genta]によって創られたデザインを、特殊な素材で仕上げることにより、唯一無二の圧倒的な存在感を放ちつつ、知的で洗練された雰囲気を演出してくれます。
ムーブメントは、キャリバー2140を搭載。ジャガールクルト製・キャリバー960ベースとした、信頼性の高いハイスペックなムーブメントで、故障も少なくメンテナンス性にも優れています。
ブレスレットは、純正のローズゴールド×タンタル製ブレスレット仕様で、バックルのバネ板部分がAPモチーフとなる以前の、貴重な前期型仕様のディテールです。現行モデルはないサイズ径33mmなので、袖口に収まり易いコンパクトなサイズ感。さらには、15000シリーズの販売本数は4019本ですが、その中で生産数73本とされる15000TRのシリアルナンバーが00※(特定を避ける為番号を伏せております)と一桁番台のシリアルである事や、メーカー純正ボックスも付属したマニア心擽る貴重な一本。タンタル特有の灰黒色との絶妙なコントラストを演出し、機能美とハイエンドなラグジュアリー感を兼ね備えた素敵な時計です。是非、店頭にてご覧ください。