[ヴァンドーム ルイ カルティエ/Vendome Louis Cartier]。1930年代にカルティエの本店があるパリのヴァンドーム広場で、ルイ・カルティエが馬車の車輪の取り付け部分を見て着想を得たとされるモデルです。

今回は、華奢な印象のサイズでありながらも、カルティエらしいエレガンスに溢れたモデルRef.866010のご紹介です。ローマ数字が美しくプリントされたホワイトダイヤルや、丁寧に焼入れされたブルースチールハンド、サファイアカボションリューズといった伝統的な要素が取り入れられたデザイン。特許を取得したほどの独創的なラグデザインで、ケースとベルトの間に空間が生まれることによりフェイスを際立って見せてくれます。

ムーブメントには、信頼性の高いキャリバー157を搭載。主にカルティエの高級レディースモデルに使われた小型クォーツムーブメントで、故障も少なく実用性に優れた機械です。

レザーブレスには、CASSIS製のアリゲーターレザーのシャイニーブラックをセッティング。美しい曲線を描き、より高級感を演出してくれる貴重な純正尾錠も付属しておりますので、共にご愛用いただくことをお勧めいたします。直線的なデザインの多いカルティエの中でも珍しいラウンドケースは、他のシリーズとは一線を画す独特のデザインで、今では製造されていない貴重なモデルです。ラグジュアリーな雰囲気をほのかに漂わせ、女性の腕元を彩ってくれる素敵な時計です。是非、店頭にてご覧ください。ご委託商品のため、内部チェックは済んでおりますがオーバーホールは行っておりませんので、販売後にメンテナンスを行ってからお渡しとなります(無料施工/約2ヵ月)。