メンズモデル
ヴィンテージブライトリングを語る上で欠かせない「Navitimer / ナビタイマー」。1952年に誕生と同時にAOPAのロゴで知る事となった国際パイロット協会の公認クロノグラフとして採用されたました。当時から完成された計器としての機能美は、管制塔レーダーが無かった時代に、この時計により速度や燃費を計算し空を飛び続けられたからこそ、正に完成されたデザインであると言えます。2019年のバーゼルフェアで高い再現性にて復刻された事から、時計史において重要なモデルか知る事が出来ます。
今回は1967年頃製造されたRef.806 3rdモデルのご紹介です。セカンドモデルから採用された近年注目の「Reverse Panda Gilt Dial / 逆パンダダイヤル」は、表面を光沢に仕上げたことで、針が浮かび上がるかのように高い視認性を実現。ロゴ部分以外全てが段落ちしており、複製不可能な構造なので、現行モデルにはない存在感が美しい輝きをを放っています。インダイヤルに施された細かな加工や、二機の飛行機が重なったロゴに変更された事もこのモデルの重要なポイントです。ケースは発売当初から変わらない41mmのスナップバック式ケースを採用。より使いやすさを追求し刻みの深いコインエッジ仕様となった両回転式ベゼルは重要なディテール。それら全ての機能を追及し創られた"機能美"による強い存在感を感じさせてくれます。
ムーブメントは、有名なクロノグラフムーブメーカー[Venus Manual Winding Chronograph / ヴィーナス社製手巻きクロノグラフ]キャリバー178を搭載。一部ではバルジュー7736が搭載されたモデルも存在しますが、製造当初から使用されたこの伝説的な機械を搭載している事は大きなポイントと言えます。
レザーブレスはカシス社製カーフレザーベルトのブラウンをセレクトしております。現行モデルにはない程よい経年変化も合わせ持ち、趣のある深い味わいのビンテージクロノを楽しむことができる逸品です。是非お手に取ってご確認ください。