廃盤メンズモデル
エドワード・ホイヤーによって1860年設立された、タグホイヤーの前身『エドワード・ホイヤー・ウォッチ』は、創業時から精密計測と高精度時計の分野で実力を発揮してきました。後のF1グランプリやインディカーレースの公式時計等も務め、常に高精度計時への情熱を持ち、技術革新を行ってきた素晴らしいブランドです。
今回は、1965年より展開されたスペイン語で『レース』を意味する、伝説的クロノグラフモデル[ Carrera Dato45/カレラ ダート45]Ref.3147Nのご紹介です。1960年代前半のカレラ第一世代に存在する2レジスタモデルで、3時位置が45分積算計、9時位置は永久秒針を配置し、12時位置の赤いデイト表示が特徴の、クロノグラフに初めてデイト機構を搭載した革新的なモデルです。このモデルはホイヤーでもリバイバルし、同時期に存在した9時側デイトの一つ目のクロノグラフはHodinkeeにより復刻され、即完売したアイテムでもあります。
ムーブメントは、有名なランデロン社製キャリバー189を搭載。多くのモデルに搭載された、信頼性とメンテナンス性に優れたムーブメントですので、末永くご愛用頂けます。
レザーブレスには、Accurate Form製の新品カーフレザーのブラックをセレクトし、貴重な純正尾錠も付属しております。大きなケースサイズの多いクロノグラフの中でも、ドレスウォッチとの狭間を上手く演出した様なマッシブなデザインで、現在のスポーツウォッチデザインを切り開いたとされる、機能美を実現させた存在感の際立つモデルです。現在は資料としてNot for Saleとさせて頂きます。 是非店頭にて御覧ください。