メンズモデル。ヴィンテージブライトリングを語る上で欠かせない「Navitimer / ナビタイマー」。誕生と同時にAOPAのロゴで知る事となった国際パイロット協会の公認クロノグラフとして採用された事、当時から完成された計器としての機能美、現在でも感じる事の出来る完成された専門的デザイン。2019年のバーゼルフェアで高い再現性にて復刻された事からも、如何に重要なモデルかを図り知る事が出来ます。今回ご紹介の1960年前半頃製造のRef.806 3rd。セカンドモデルから視界性の向上の為に採用された近年注目の「Reverse Panda Gilt Dial / 逆パンダダイヤル」は、ロゴ部分以外全てが段落ちしており、複製不可能な構造であり、現在でも美しい輝きを放っております。インダイヤルに施された細かな加工や、二機の飛行機が重なったロゴに変更された事もこのモデルの重要なポイントです。ケースは発売当時から変わらない41mmのスナップバック式ケース、より使いやすさを追求し刻みの深い仕様となった両回転式ベゼルと重要なディテールを有する形状です。ムーブメントは、[Venus Manual Winding Chronograph / ヴィーナス社製手巻きクロノグラフ]キャリバー178を搭載。一部ではバルジュー7736が搭載されたモデルも存在しますが、製造当初から使用されたこの伝説的な機械を搭載している事は大きなポイントと言えます。オーバーホールは行っておりませんが、動作チェックは完了しており、オーバーホール後のお渡し、または無料券をお付けしてのお渡しとなります。