販売はしておりませんが、非常に良い物をお譲り頂きましたのでご紹介させて頂きます。1960年代のホイヤーは、Autavia/オータビア(1962年)、Camaro/カマロ(1968年)、Carrera/カレラ(1963年)の3つのChronographsに焦点を当てた時計を発売しており、今回ご紹介するのはカレラのファーストモデルである『2447N』。カレラはスペイン語で『レース』を意味する言葉であり、モータースポーツ全盛期の60年代を象徴するモデルです。インデックスの形状からセカンドモデルであり、カレラの第一世代であるこの2447Nは、18000(5振動)のロービートが何ともたまらない、名機Valjoux 72(バルジュー製手巻きクロノグラフ)。ムーブメントには「Heuer Leonidas S.A」と表記されており、HEUER/ホイヤー(1860年)→HEUER LEONIDAS/ホイヤーレオニダス(1964年)→現在のTAG Heuer/タグ・ホイヤー(1985年)となるまでの歴史を垣間見る事が出来ます。ベゼルの無いシンプルな36mmケースには、ホワイトサークルのブラックマットダイヤル。インデックスにはホワイトマーカーが入っております。