廃盤メンズモデル
[Patek Philippe/パテックフィリップ]は、ドレスウォッチの最高峰として名高い[Calatrava/カラトラバ]を生み出し、ラウンドケースの理想形として今なお特別な存在感を放ち続けています。マニュファクチュールとしての姿勢を貫き、時計愛好家にとって憧れのブランドであり続けています。
今回は、端正な表情と滑らかな素材感で、さりげない美しさを感じさせるモデル、Ref.3601のご紹介です。温かみのあるアイボリーダイヤルにペンシルハンド、アプライドバーインデックスを配し、控えめながらも芯のある佇まいが魅力。6時位置には[シグマ/σ]マークが入り、ダイヤルに金素材が使用されていることを示しています。細部にまでこだわりが感じられる、非常に美しい時計です。
ムーブメントは、名機キャリバー920をベースにした自動巻きキャリバー28-255Cを搭載。1967年、ジャガールクルトが三大ブランド専用に開発した高精度かつ薄型のムーブメントで、初期ノーチラスをはじめとする多くの名作に採用されました。オーデマピゲやヴァシュロンコンスタンタンでも、調整を加えながら現在も使用されているほど、完成度の高いムーブメントです。
レザーブレスには、パテックフィリップ純正のクロコダイルレザーのシャイニーブラックをセッティング。さらに、当時のオリジナルの証であるAW社の刻印入り、ホワイトゴールド製の純正尾錠も付属しています。
今回の販売にあたり、2025年7月取得のメーカーアーカイブが付属いたします。
控えめで洗練されたデザインは、装いに品格を添え、静かに輝きを放つ逸品です。是非、店頭にてご覧ください。