廃盤メンズモデル
1839年、スイス・ジュネーブで創業した[Patek Philippe/パテックフィリップ]は、ドレスウォッチの最高峰として知られています。その中でも、ラウンドケースの基準ともいえる[Calatrava/カラトラバ]を生み出した功績は、時計史における歴史的偉業とされています。一貫してマニュファクチュールであり続ける姿勢は、世界中の時計愛好家の憧れの的です。
今回は、美しい曲線を描くオーバルケースが特徴の[Golden Ellipse/ゴールデンエリプス]Ref.3846Jのご紹介です。シンプルながらも洗練されたデザインを持ち、カラトラバに次ぐ長い歴史を誇るモデルです。このデザインは、偉大な建築物や芸術作品にも用いられる「黄金比」に基づいており、その優れた造形美が魅力です。特筆すべきは、手巻きのRef.3846では珍しいブラウンダイヤルを採用している点。6時位置には[シグマ/σ]マークが配されており、ダイヤルに金素材が使用されていることを示しています。針やインデックスに至るまで、細部にこだわり抜かれたデザインが際立ちます。
ムーブメントは、手巻きキャリバー215を搭載。ジュネーブで厳格な基準をクリアした時計のみに与えられる[Geneve Seal/ジュネーブシール]の認定を受けた、信頼性の高いムーブメントです。40年以上にわたり高い評価を受け続けています。
レザーブレスには、当店オリジナルのクロコダイルレザーのシャイニーブラックをセッティング。さらに、黄金比を用いたデザインのイエローゴールド製純正尾錠が付属しています。今回の販売にあたり、2024年7月に取得したアーカイブをご購入時にお渡しいたします。
小ぶりでありながら、タイムレスなフォルムと独特の存在感を兼ね備えた魅力的な時計です。是非、店頭にてご覧ください。