廃盤メンズモデル
[Patek Philippe/パテックフィリップ]は、ドレスウォッチの最高峰であり、ラウンドケースの模範とされる[Calatrava/カラトラバ]を生み出した功績により、現在も特別な存在感を放ち続けています。マニュファクチュールとしての姿勢を守り続けるブランドの哲学は、多くの時計ファンの憧れとなっています。
今回は、その絶妙なデザインバランスによって、"分かる人には分かる"究極のモデル、Ref.3466のご紹介です。パテックでは珍しいステンレス仕様のヴィンテージモデルで、コレクターの間でも非常に高い評価を受けています。直線的なラグ、サンバースト加工が施されたシルバーダイヤル、ホワイトゴールド製のインデックス、6時位置に配されたスモールセコンドなど、シャープでミッドセンチュリーの美学を感じさせる見事なデザインが魅力です。カラトラバの歴史の中でも、重要な転換期を象徴するモデルとして知られ、発表当時のトレンドを巧みに取り入れた逸品となっています。
ムーブメントは、厳格な検査基準を誇る[Geneva Seal/ジュネーブシール]の認定を受けた高精度キャリバー27-460を搭載。比重が重く巻き上げ効率に優れたソリッドゴールド製ローターを採用し、カラトラバ十字のロゴや美しい仕上げが施されるなど、細部に至るまでこだわりが感じられる“究極のムーブメント”として高く評価されています。
レザーブレスには、当店オリジナルのクロコダイルレザーのシャイニーブラックのをセッティング。さらに、ステンレス製のパテックフィリップ純正尾錠も付属しております。
今回の販売にあたり、2025年2月に取得したメーカーアーカイブが付属しているほか、純正ボックスや修理明細書なども揃った、極めて希少なスペシャルピースとなっています。
無駄のない輪郭と端正な表情、そして高い視認性を兼ね備えた、腕時計本来の役割を大切にした逸品です。是非、店頭にてご覧ください。