1755年の創業以来、一度も途切れることなく歴史を刻んできた、世界最古の時計ブランドとされる[Vacheron Constantin/ヴァシュロンコンスタンタン]。パテックフィリップやオーデマピゲと共に「世界三大時計」の一つに数えられ、精度はもちろん、信頼性の高さと洗練された美しさを兼ね備えた時計を作り続けています。

今回は、シンプルながらも洗練された雰囲気を纏ったモデル、Ref.6562のご紹介です。ヴァシュロンでは珍しいステンレス製のラウンドケースを採用し、厚みのあるラグが男らしさを引き立てる3針モデルです。シルバーダイヤルはパールホワイトのようにも見え、落ち着いた上品な美しさを演出しています。ヴィンテージの趣を感じさせながら、さりげなく日常使いできる高い汎用性を持った魅力的な一本です。

ムーブメントは、自動巻きキャリバーK1071を搭載。ジャガールクルトが基礎キャリバーとして開発し、ヴァシュロンコンスタンタンとオーデマピゲのみに供給されたものです。クロノメーター規格以上に厳しいとされるジュネーブシール(Geneve Seal)の認定を受けており、最高級レベルの名機として知られています。ローターの回転を支えるルビーローラーや、巻き上げ効率を向上させる比重の高いイエローゴールド製ローターを備え、ギョーシェ加工が施された非常に美しい仕上がりです。生産数も極めて少なく、希少価値の高い存在です。

レザーブレスには、ヴァシュロン純正のクロコダイルレザーのブラックをセッティング。ステンレス製のヴァシュロン純正尾錠や純正ボックスも付属しており、大切に扱われていたことが窺えます。程よい上品さを持ちながら、ドレスウォッチほど華美すぎず、時代に左右されない美しさを感じさてくれる素晴らしい時計です。是非、店頭にてご覧ください。