廃盤レディースモデル
ヴィンテージオメガの一部モデルに見られる[カットガラス]。カットガラスとは、レディースヴィンテージウォッチの風防内に施された、多面カットのガラス加工を指します。1950~70年代には、当時の流行だったこともあり、オメガだけではなく様々なブランドで製造されていました。
今回は、職人の卓越した手仕事によって創られた、品性ある艶を放つモデル、Ref.115-11024-61のご紹介です。風防の縁取りのみガラス加工されているモデルが多いなか、ローズカットダイヤモンドのような全面カットガラスの風防が採用された、とても珍しい一本。独特な輝きをキラリと放ち、ケースと同様ゴールドで統一されたダイヤルやインデックス、バーハンドとの組み合わせで、ラグジュアリー感溢れる素晴らしいデザイン。クラシカルな印象でありながらも、煌びやかでジュエリー要素を強く感じさせてくれる素敵な時計です。
ムーブメントは、手巻き式キャリバー580を搭載。レディースのアクセサリー要素のあるモデルに使われた小型ムーブメントで、精度とメンテナンス性は勿論高く、小さいケースモデルを実現させた名機です。
レザーブレスには、当店オリジナルのクロコダイルレザーのシャイニーブラックをセッティング。現代にはないヴィンテージ特有のディテールに、優れた美観を感じさせてくれる綺麗な時計です。是非店頭にて御覧ください。