1837年にアメリカ・ニューヨークで創業したティファニーは、創業者チャールズ・ルイス・ティファニーが1840年代にフランス社交界からジュエリーを買いつけたことで、主要なジェムストーンが初めて米国の公の場に登場し、“キング オブ ダイヤモンド”と称される存在となりました。ティファニーは「ダイヤモンドの品質基準と透明性」をブランドのルールとし、「品質を下げてまで大きな石は扱わない」という哲学を徹底しているといわれています。

さらに、自社独自の基準を設け、4C基準（Carat・Color・Clarity・Cut）をも上回る厳格な選定を行っています。そして1990年代後半からは持続可能な未来を見据え、倫理的に調達された宝石やリサイクル素材の使用、再生可能エネルギーの導入などを通じて、ジュエリー業界におけるサステナビリティのリーダーシップを発揮しています。

今回ご紹介するのは、そんなティファニーのダイヤモンドが主役のノット（結び目）モチーフリング。ダイヤモンドを中心に、結び目のように絡み合うラインが永遠の絆を象徴するかのようなデザインです。センターダイヤモンドを囲むK14素材の曲線がさりげなく光を導き、その輝きを最大限に引き出しています。華奢なリングが指元を美しく見せ、ティファニーが得意とする「石を美しく見せるセッティング思想」が息づく逸品を是非店頭でご覧ください。