1837年にアメリカ・ニューヨークで創業したティファニーは、1990年代後半から持続可能な未来を目指し、環境保護に積極的に取り組んできました。倫理的に調達された宝石やリサイクル素材の使用、再生可能エネルギーの導入などを通じて、ジュエリー業界におけるサステナビリティのリーダーシップを発揮しています。
2006年、ティファニーは建築界の巨匠フランク・ゲーリー氏とコラボレーションし、「Frank Gehry Collection」を発表しました。同氏のダイナミックなデザインとティファニーの卓越した職人技が融合したこのジュエリーラインは伝説的な存在となり、廃盤となった現在でもヴィンテージアイテムとして高い人気を誇ります。ゲーリー氏の建築作品と同様に、曲線や非対称的なフォルムが特徴で、伝統的なジュエリーデザインの枠を超えたアートピースといえます。
今回ご紹介するのは、優雅な蘭の花をモチーフにした「オーキッド(Orchid)」シリーズのネックレス。女性らしさを引き立てる美しい曲線が特徴で、花びらが重なり合うようなカーブが、光の当たり方によってさまざまな表情を見せます。計算され尽くしたデザインが生み出す輝きは、K18ゴールドの素材感をより一層引き立てています。華美すぎず、上品な煌めきを放つこのネックレスは、まさに主役級の一品です。ティファニーが掲げるサステナビリティの精神と、ゲーリー氏が生み出す芸術的なデザインの融合を、ぜひ店頭でご覧ください。