1847年に創業されたカルティエは、その独創的なデザインと完璧なプロポーションにより、瞬く間に当時の貴族たちを魅了しました。1904年には英国王エドワード7世により、初の王室御用達の認定を受け、「宝石商の王(King of Jewellers)」の称号を賜りました。カルティエには「デザインはメゾンの文化である」という言葉があり、無駄を削ぎ落としたライン、明確なフォルム、完璧なプロポーション、洗練されたディテール の4点を、クリエイションの原則として掲げています。
今回ご紹介するスパルタカス ブレスレットは、AU750(ホワイトゴールド製)。Cartierの刻印や留め具に施された2Cモチーフの刻印から、90年代のヴィンテージであることが推測されます。すでに廃盤となった貴重なアイテムです。「2Cモチーフ」とは、“Cartier”と“Creation”のCが組み合わさったモノグラム であり、その誕生は1910年にまで遡ります。
4原則の中でも、特に「無駄を削ぎ落としたライン」を体現したデザインは、時代を超えて愛され続け、飽きることなく身に着ける人の人生に寄り添います。ホワイトゴールドならではの繊細で洗練された輝きは、時計や他のジュエリーとも合わせやすく、洗練されたスタイルを演出してくれるでしょう。人生を豊かにする特別なジュエリー。是非店頭にて、その輝きをお確かめください。