1837年に高級馬具工房として創業したエルメスは1927年にエルメス初のジュエリーラインを発表しました。
こちらのブレスレットのデザインであるドゥザノーは70年代のデザインですが、このアイテムはそのドゥザノーが発表された際の、かなり初期のデザインと見受けられます。ドゥザノーとはフランス語で”二つの輪”という意味で、名前の通り二つの輪が重なったデザインになっています。
同じ大きさの真円が寄り添う形は、永遠に続く愛情を想起させると共に、神羅万象を巡る力をその円の中に留めておくデザインとも言えるでしょう。
ホールマークは蟹、シルバー800の刻印となります。また、ドゥザノー自体はポピュラーなデザインですが、喜平のチェーンと合わせたブレスレットとして作られているのは非常に珍しいかと思われます。
エルメスの歴史の中で今後も作られていくであろうドゥザノーの、歴史的な初期デザインを是非店頭にてご覧ください。