ヴィンテージロレックスを語る上で欠かせない[Oyster Perpetual Datejust/オイスターパーペチュアルデイトジャスト]。オイスターケース、パーペチュアル機能、デイトジャスト機能の3大発明と、ロレックスを語る上で欠かせないモデルです。
今回は、1950年代初頭の短い期間のみ製造された初期モデル、Ref.6605のご紹介です。コインエッジ状のフルーテッドベゼルに、サンドブラスト仕上げによる柔らかな質感を持つ段付きのアイボリーダイヤルを組み合わせた、当時ならではの豊かな表情が魅力。ドルフィンハンドやバレットインデックスなど、ヴィンテージロレックスらしい意匠が随所に見られ、力強さと上品さを兼ね備えた一本です。また、本モデルの特徴でもある"赤黒カレンダー"は、日付表示が赤と黒で交互に切り替わる仕様となっており、通称[Roulette Date/ルーレットデイト]と呼ばれる初期モデルならではのディテール。実用時計でありながら、どこか遊び心を感じさせる意匠も、この時代のロレックスならではと言えるでしょう。
ムーブメントは、名機キャリバー1065を搭載。世界初の両方向巻上げ式自動巻ムーブメントとして誕生したキャリバー1030をベースに改良が施された機械で、50年代ロレックスを象徴する[Unicorn Rotor/ユニコーンローター]がセッティングされています。また、ダイヤル6時位置に記載された[Superlative Chronometer Officially Certified]の文字が示す通り、スイス公認クロノメーター規格を取得した高精度ムーブメントでもあり、耐久性やメンテナンス性にも優れた、実用機として非常に完成度の高いキャリバーです。
ブレスレットには、王冠マークが飛び出したようなデザインの通称[Big Crown Logo Clasp/デベソバックル]が付属した、ステンレス製の純正オイスターリベットブレスをセッティング。
この個体は1956年に製造されたものでありながら、販売当時の貴重な保証書が付属しており、そこには1961年の日付が記載されております。シンプルで普遍的なデザインの中に、1950年代から1960年代初頭のロレックスらしい気品と趣が息づく、ヴィンテージならではの意匠美とロレックス黄金期を、今に伝える揺るぎない存在感を放つ逸品です。是非、店頭にてご覧ください。
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