廃盤メンズモデル
1945年にデイトジャストを開発したロレックスが、その後兄弟モデルとして展開した[Oyster Perpetual Date/オイスターパーペチュアルデイト]。ブランドを代表する発明である、防水性と防塵性を兼ね備えた「オイスターケース」や、革新的な自動巻き「パーペチュアル機構」を搭載しており、シンプルなデザインが今も多くの人々に愛され続けているシリーズです。
今回は、しっとりとした独特の艶を持つミラーダイヤルが特徴的な、Ref.1501Mのご紹介です。黒漆のような光沢感を持つミラーダイヤルは、絶妙なコントラストを生み出し、精悍な印象を与えています。飛行機のエンジンを模して作られたと言われる「エンジンターンドベゼル」など、現在では見ることができないディテールが揃い、スポーティーでありながらもロレックスらしい程よい高級感を兼ね備えています。
ムーブメントは、ハック機能付きの自動巻きキャリバー1570を搭載。6時位置に表記された[Superlative Chronometer Officially Certified]の文字通り、クロノメーター認定を受けた高精度で耐久性に優れたムーブメントです。1965年から80年代後半まで長期間生産され、「自動巻きムーブメントの金字塔」として高く評価され、その後のロレックス自動巻きムーブメントの基礎となった重要な存在です。
ブレスレットには、ステンレス製のロレックス純正オイスター巻き込みブレスをセッティング。季節に合わせて革ベルトなどに交換して楽しむのもおすすめです。さらに、メーカー純正ボックス、当時のギャランティー、クロノメーター証明書などが揃っており、大切に使われていたことが伺えます。
流行に左右されないシンプルな佇まいでありながら、他のモデルと一線を画す存在感を放つ素敵な時計です。是非、店頭にてご覧ください。