1847年にカルティエはジュエリー工房を受け継ぐ形でスタートしました。ジュエリーブランドとして有名なカルティエの象徴的なデザインともいえるトリニティは、ルイ・カルティエによって1924年に誕生しました。リングに彫られた文字、"must de Cartier" (マスト ドゥ カルティエ)とは、カルティエが1974年に発表した新たなラインの名前です。マストは不可欠なものであり、”持たなければならない”という意味を持ちます。現在は販売終了していることからヴィンテージ品としてマストラインは人気が高く、同じく人気であるトリニティコレクションとの組み合わせは一生もののジュエリーといえます。複雑に絡み合った3つのリングにはそれぞれ、ピンクゴールド=True Love(愛情), イエローゴールド=Friendship(友情), ホワイトゴールド=Loyalty(忠誠) といった意味が込められていますが、身に着ける人それぞれが自由に解釈することができるデザイン性も魅力の一つです。