廃盤メンズモデル
ロレックス社が、低価格の時計で売り上げを伸ばそうと「TUDOR/チュードル」社をスタートさせ、アイコンでもあるバラの紋章は、イングランドの名門貴族「チューダー家」の家紋にちなんだ物を採用。廉価版としての役割を大きく果たしたこのブランドは、オイスターケースやねじ込み式リューズ等のロレックスの高いクオリティを継承し、現在では多くのファンを持つ素晴らしいブランドです。
今回は、ヴィンテージロレックスの名品のRef.5513を彷彿させるモデルで、通称"薔薇サブマリーナ"と言われるモデルRef.7928のご紹介です。ゴールドレターからシルバーレターに変更し[ 200m=660ft ]と表記された60年代中期のモデルで、ミラーダイヤル特有の”しっとり”とした光沢も健在し、味わい深く経年褐色したフチ無トリチウム夜光のドットインデックス等の”経年美化”を感じさせてくれる一本。リューズのクラウンマーク、裏蓋には「ORIGINAL OYSTER CASE BY ROLEX GENEVA」の刻印等、ロレックス社からパーツの供給を受けていたチュードルらしいディテールを持った素晴らしいモデルです。
ムーブメントは、ETAベースであるキャリバー390を搭載。通称ユニコーンローターと呼ばれる当時の特徴的なパーツが使用され、多くのモデルにも搭載された信頼性の高いムーブメントです。
ブレスレットには、ロレックス純正のステンレス製3連リベッドブレスレットを付属。主に70年代より以前に使われたヴィンテージロレックス特有である、王冠マークの飛び出した様な通称”デベソバックル”がセッティングされております。機能的な美しさから様々な人々に愛用されるオールラウンドモデルで、時を超越した美しさに抜群の存在感を感じさせてくれる究極のモデルです。是非店頭にてご覧ください。