廃盤メンズモデル
[TUDOR / チューダー / チュードル]は、ロレックスの創設者であるハンス・ウイルスドルフ氏によって1926年に設立された、ロレックスのディフュージョンブランドです。ロレックスは当時から卓越した時計技術を有していましたが、製造コストが高く、一般の方々にはあまり知られていないという課題がありました。そのため、ロレックスの知名度向上や販売の幅を広げる目的で、チュードルが設立されました。
今回は、歳月が織り成す個性的な美しさを感じさせてくれるモデル、Ref.7911のご紹介です。最大の特徴は、元々ブラックミラーだったものが非常に独特な経年変化をして、他とは一線を画す存在感を放つトロピカルダイヤル。同系色のペンシルハンドとバーインデックスが組み合わさり、目を引きつけながらも一体感による心地良さをもたらしてくれます。
ムーブメントには、自動巻きキャリバー1413を搭載。通称[Unicorn Rotor/ユニコーンローター]と呼ばれる当時ならではのディテールを持ち、ボーイズモデルに多く使用された名機と言える存在です。
レザーブレスには、当店オリジナルのゴートレザーのブラックをセッティング。完全にブラウンへと移り変わった非常に味のあるダイヤルが、30mmの控えめなケースサイズと相まって、正にヴィンテージの魅力を堪能することができる時計です。是非、店頭にてご覧ください。