廃盤メンズモデル
1868年に創業された[IWC / International Watch Company]。スイスの伝統とも言うべき時計産業と、アメリカの生産技術を融合させたメーカーです。高精度の証でもあるクロノメーター規格よりも厳しいとされる社内規格を持ち、軍用時計等の名機を多く輩出。質実剛健なデザインと卓越した技術力で、優れた時計製造を続けてきました。
今回のご紹介は、マーク11の後継機として1994年に発表された[マーク12 / Mark 12 / Mark XII]Ref.3241のご紹介です。耐磁ケースの先駆けとなったマーク11と同様に、軟鉄性インナーケースで外部からの磁気の侵入を可能な限り防ぐという構造になっており、非常に高い耐磁性を誇ります。カレンダー表示が付き、手巻きから自動巻きへ変更となったことで実用性も向上しました。
ムーブメントは、自動巻きキャリバー884/2を搭載。ジャガールクルト製の自動巻きキャリバー889をベースに、IWCが独自でチューニングを施したムーブメントです。
レザーブレスには、シュリンク加工の施されたIWC純正のレザーベルトのブラックがセッティングされ、貴重なステンレス製の純正尾錠も付属しております。無骨感のあるミリタリーテイストを持ち合わせているので、NATOベルト等に合わせて頂くのも良いかと思います。3時位置の夜光落ちが御座いますがオールトリチウム夜光の針とダイヤルの残る貴重な一本です。シンプルでレトロな優雅さを持った、クラシカルなツールウォッチの特徴を受け継ぐ逸品を是非、店頭にてご覧ください。