廃盤メンズモデル
[IWC/International Watch Company]は社名が表しているように、伝統的なスイスとアメリカの洗練された機械生産技術を融合させ、1868年に創業したスイスの時計会社です。優秀の証であるクロノメーター規格よりも厳しいとされる社内規格を持ち、軍用時計等の多くの名機を輩出。質実剛健なデザインと卓越した技術力で、優れた時計製造を続けてきました。
今回は、通常よりもデイトがセンターに近い通称[寄り目デイト]と呼ばれる名作モデルRef.648Aのご紹介です。同年代に存在するRef.666 インジュニアにも似た、36.5mmの大きなステンレス製ラウンドケースの重厚で存在感のある一本。何処かパテックフィリップの名作カラトラバを彷彿させる綺麗なデザイン。勿論、アイコニックな魚リューズや外周のミニッツマーカーに金属のボールを埋め込んだ、"パール・ドロップ"手法も健在し、職人気質を感じさせてくれる素晴らしいモデルです。
ムーブメントは、ペラトン式自動巻きキャリバー8531を搭載。巻き上げ効率が高い自動巻機構を採用し、耐衝撃性、メンテナンス製にも優れ、IWCの技術者『アルバート・ペラトン/Albert Peraton』の名が今でも残る名機です。
レザーブレスには、Accurate Form製のカーフレザーのブラックをセッティング。シンプルな美しさと落ち着きのある端正な表情で、腕時計通の間でも「玄人好み」と認められる逸品です。是非店頭にて御覧ください。