廃盤メンズモデル
[IWc/International Watch company]は、1868年に創業された、スイスの伝統とも言うべき時計産業と、アメリカの生産技術を融合させたメーカーです。高精度の証でもあるクロノメーター規格よりも厳しいとされる社内規格を持ち、軍用時計等の名機を多く輩出。質実剛健なデザインと卓越した技術力で、優れた時計製造を続けてきました。
今回は、ステンレススチール製トノーケースの、品が良くスマートさを感じさせるRef.1827のご紹介です。サンバースト仕上げのシルバーダイヤルは優美な艶めきを魅せており、どんな格好にも合うスタンダードなデザイン。アプライドのIWcロゴと共に、筆記体でプリントされた同ブランドの銘も、現行のものには見られないオールドインターならではの特徴です。ダイヤル外周のミニッツマーカーはプリントではなく、金属球を一つ一つ埋め込む「パールドロップ手法」で作られていること等、細かなディテールからも職人の拘りが伝わってきます。
ムーブメントは、自動巻きキャリバー8541Bを搭載。名機キャリバー854にデイト機能を加えた、「ペラトン式自動巻き/Peraton Automatic」85系の最終形モデルです。23:45と24:00を行き来することで日付の早送りもできる、使い易く実用性の高い歴史的発明のムーブメントでもあります。
レザーブレスには、Accurate Form様がホーウィン社製のクロムエクセルレザーを使用して作成したブレスのモカをセッティングし、同素材のバックプロテクターも付属しております。力強さエレガントさ、そして柔らかさが同居した絶妙なバランスで、程良く個性を演出してくれる時計です。様々なシーンで活躍できる一本を、是非店頭にてご覧ください。