廃盤メンズモデル
[IWC/International Watch Company]は、1868年に創業された、スイスの伝統とも言うべき時計産業と、アメリカの生産技術を融合させたメーカーです。高精度の証でもあるクロノメーター規格よりも厳しいとされる社内規格を持ち、軍用時計等の名機を多く輩出。質実剛健なデザインと卓越した技術力で、優れた時計製造を続けてきました。
今回は、ステンレススチール製ラウンドケースの、どんなスタイルにも合わせられるRef.818ADのご紹介です。オールドインター特有と言える、サンバースト加工が施されたボンベ型シルバーダイヤルに、同系色の針とインデックスといったシンプルなデザインで、シーンを選ばずご愛用いただける一本。ダイヤル外周のミニッツマーカーはプリントではなく、金属球を一つ一つ埋め込む「パールドロップ手法」で作られていることからも、職人の拘りが伝わってきます。
ムーブメントは、自動巻きキャリバー8541Bを搭載。名機キャリバー854にデイト機能を加えた、「ペラトン式自動巻き/Peraton Automatic」85系の最終形モデルです。23:45と24:00を行き来することで日付の早送りもできる、使い易く実用性の高い歴史的発明のムーブメントでもあります。
レザーブレスには、アメリカ・シカゴの老舗レザーメーカー・ホーウィン社が展開する、オールデンや他有名ワークブーツ等に使用されているクロムエクセルレザーのブラックをセッティングし、ケースの裏側にも同素材のバックプロテクターが付属しております。質実剛健な作りながら上品さも兼ね備えた、タイムレスな魅力を感じさせてくれる時計です。是非、店頭にてご覧ください。