1837年にティファニーはニューヨークにて文房具店としてスタートしました。次第に文房具、装飾品に加えて宝石を取り扱うようになり、1868年当時ジュエリーはラグジュアリーなものでアメリカ人にとっては手が届きにくいものでしたが、ティファニーがゴールドのファッションジュエリーの製造を開始したことでジュエリーがより身近なものになっていきました。世界的にもティファニーが知られていったのもこの年です。現在では世界五大ジュエラーと呼ばれるまでになりました。こちらのリングは1837コレクションから。創業の年が刻印されていて、そんなティファニーの歴史が込められています。90年代のヴィンテージ品になり、現行で販売されている1837コレクションのものより少しだけ厚みがある印象。洗練された曲線とフォルムが特徴的でゴールドの輝きも褪せない、時代を超えた名作といえます。