廃盤メンズモデル
6時の位置に記載された、時計史に欠かせない聖地の名称「Geneve / ジュネーヴ / ジュネーブ」の文字。後にジュネーヴ州が「州内で組立された製品でなければ呼称を認めない」と規定し、同時期にオメガがジュネーヴの工房を閉じた事により、1970年代に途絶えたモデルです。
今回は、そんなオメガの時計の中では珍しいドレステイストで、主張を抑えた静かな顔立ちのモデルRef.135.019のご紹介です。サンバースト加工が施された綺麗なシルバーダイヤルに、墨入りされた鋭いバレットインデックスが上品な雰囲気を演出し、伝統的な要素がありながらもシャープで清潔感のある時計です。
ムーブメントは、手巻きキャリバー601を搭載。ミリタリーウォッチや[ シーマスター600 / Seamaster600 ]等にも使われた、オメガの黄金時代の代表的なムーブメントとして技術が集約されております。機械式時計の成熟期を迎える1960年代のものとして、より細かな精度調整が行える、実用性とメンテナンス性に優れた素晴らしいムーブメントです。
レザーブレスには、当店オリジナルのクロコダイルレザーのシャイニーブラックをセレクトし、オメガマークの付いた純正尾錠が付属されておりますので、共にお使いいただくことをお勧めいたします。さりげないシンプルな美しさを感じさせてくれる、素敵な時計です。是非店頭にてご覧ください。