廃盤レディースモデル
ロレックス社が、低価格の時計で売り上げを伸ばそうと「TUDOR/チュードル」社をスタートさせ、当初のアイコンであったバラの紋章は、イングランドの名門貴族「チューダー家」の家紋にちなんだ物を採用。1970年頃から現在の盾マークに移行するとともにチュードル独自のモデルをリリースしていました。
今回のモデルは、1995年製の「ミニサブマリーナ / Mini Sub Malinar 」Ref.73090のご紹介です。12時位置の「盾エンブレム」が特徴で、艶やかな光沢を放つプラスチックベゼルに、プラスチック風防とフチなしトリチウム夜光のインデックス等、80年代以前の本家ロレックス「サブマリーナ」を彷彿させる素晴らしいディテール持っています。ちなみにロレックスでは、展開されていない小さいサイズの女性用サブマリーナで、チュードルが独自のブランド展開に移行する前の、竜頭と裏蓋にはロレックスの刻印された、とても貴重なモデルです。
ムーブメントは、カルティエのサントスシリーズや多くのブランドにも使われている名機、ETA社製の自動巻キャリバー2671を搭載。日付のクイックチェンジ機能もあるので実用的で使いやすく、信頼性も高いので、末永くご愛用頂けます。
ブレスレットは、ミニサブマリーナには珍しいタイル状の模様が付いたクラスプを使用した3連巻き込みブレスレットを付属。トリチウム夜光のインデックスの変色も少なく、実際に着用してエイジングによる風合いを楽しむこともできる逸品。さりげなくシンプルにまとまり、今でも人々を魅了してくれる素敵な時計です。是非店頭にてご覧ください。