廃盤メンズモデル
1833年にスイスの小さな工房から始まり、名門ブランドのパテックやカルティエ等、多くの機械供給していたことで知られる「Jaeger-Lecoultre / ジャガールクルト」。ムーブメントの信頼性は勿論の事、複雑時計も製作する高度な技術力を持った、スイス時計屈指の老舗です。
今回は、ケースの裏蓋側にリューズを装着し、左右対称のシンプルな美しさを演出したバックワインド構造が特徴のモデル、ディオプランのご紹介です。アールデコの特徴を感じさせるケースデザインに、扇形の区画にアラビア数字が配置されたマットブラックダイヤルが凛々しい一本。アンティーク時計特有の趣とルクルトらしさを感じさせてくれるシブいデザインです。
ムーブメントは、キャリバー409を搭載。ルクルトはヴァシュロンやオーデマ等の名門ブランドにも機械提供をしており、卓越した技術力と信頼性のあるムーブメントと定評があります。レベルソ等の特殊時計を得意とした、ルクルトらしいバックワインドのムーブメントは、カルティエのルイ・カルティエ自身が、ケースデザインにおいてリューズ不要を考え、このムーブメントを搭載したモデルを展開した歴史もあります。
ブレスレットには、貴重なエスクワイア社製のステンレス製バンブーブレスが付属し、全てがフルオリジナルのとても素晴らしい存在です。ヴィンテージらしい独特な雰囲気が際立つ時計で、現代のものには無い魅力を纏う素敵な時計です。是非店頭にてご覧ください。