廃盤メンズモデル
[IWC/International Watch Company]は社名が表しているように、伝統的なスイスとアメリカの洗練された機械生産技術を融合させ、1868年に創業したスイスの時計会社です。優秀の証であるクロノメーター規格よりも厳しいとされる社内規格を持ち、軍用時計等の多くの名機を輩出。質実剛健なデザインと卓越した技術力で、優れた時計製造を続けてきました。
今回は1971年頃に製造された、自動巻きムーブメントを搭載したRef.1871(8-71)のご紹介です。70年代の香りを感じさせるクッションケースに、テレビスクリーンの様な面白味のあるダイヤルデザインのモデル。その時代特有の遊び心を感じさせながらも、IWCらしく落ち着いた雰囲気で、何処か都会的な要素を感じさせるデザインが、お洒落で高いセンスを感じさせてくれます。
ムーブメントは、ハック機能を表す「B」を末尾に有する、キャリバー8541Bを搭載。「ペラトン式自動巻き/Peraton Automatic」85系の最終形モデルで、23:45と24:00を行き来する事で日付を変えることの出来る高い実用性と、巻き上げ効率が高くメンテナンス性にも優れた、IWCの技術者『アルバート・ペラトン/Albert Peraton』の名が今でも残る名機です。
レザーブレスには、当店オリジナルのクロコダイルレザーのブラックをセレクト。70年代特有の近未来的要素がありながらも、IWCらしく主張し過ぎない美しさを感じさせる逸品です。是非お手に取ってご覧ください。