廃盤メンズモデル
[IWC/International Watch Company]は社名が表しているように、伝統的なスイスとアメリカの洗練された機械生産技術を融合させた、1868年に創業したスイスの時計会社です。革新的な製造技術を導入したことで、多くの名機を輩出。優秀の証であるクロノメーター規格よりも厳しいとされる社内規格を持ち、時計業界の先端を行くブランドとして、堅実な時計製造を続けてきました。
そんなIWCの中でも珍しいトノーケースのRef.R819Aのご紹介です。筆記体と共に現在でも使用されるアップライトの”IWC”ロゴが入る二重表記と、サンバースト加工が施されたシルバーダイヤルの綺麗なモデル。IWC特有と言える剣の様な形をしたソードハンドとバーインデックス、そしてアイコニックな魚リューズ、更にはミニッツマーカーに金属のボールを埋め込む職人気質を感じるディテールも存在し、それら全てがIWCらしくシンプルで美しさの際立つモデルであると言えます。
ムーブメントは、ハック機能を表す「B」を末尾に有する、ロービート5.5振動の「ペラトン式自動巻き/Peraton Automatic」キャリバー8541Bを搭載。IWCの技術者『アルバート・ペラトン/Albert Peraton』の開発した、名機キャリバー853(1958年~)にデイト機能を載せた、21世紀まで受け継がれたIWCの歴史的発明のムーブメントです。 大きな特徴として、自動巻きローターの鉄の芯よりも摩擦による耐久性を保つ意図として、受け石にルビーを採用しております。
レザーブレスには、当店オリジナルのクロコダイルレザーブレスのブラックをセレクト。落ち着きも感じさせてくれる綺麗な顔立ちに、上品さも感じさせてくれる素晴らしい時計です。是非店頭にてご覧ください。