廃盤メンズモデル
[IWC/International Watch Company]は社名が表しているように、伝統的なスイスとアメリカの洗練された機械生産技術を融合させ、1868年に創業したスイスの時計会社です。革新的な製造技術を導入したことで、懐中時計、軍用時計、多くの名機を輩出。時計業界の先端を行くブランドとなり、優秀の証であるクロノメーター規格よりも厳しいとされる社内規格を持ち、堅実な時計製造を続けてきました。
今回は、そんなIWCの、持った瞬間に違いを感じるホワイトゴールドのシンプルなスナップバック式ラウンドケースのRef309A。ステンレスケースの持つソリッドな質感とは違い、当時のホワイトゴールドは、心なしか黄色身架かった色合いが特徴的であり、愛着の沸くディテールです。
「IWC/Internationalwatchcompany」の素晴らしいディテールが詰め込まれたバーインデックスにペンシルハンド針の組み合わせが、オールドインターを象徴するシンプルなデザイン。外周のミニッツマーカーのドットポイントはプリントではなく、ダイヤルに金属のボールを埋め込んだ”パール・ドロップ”手法によるもの。手の込んだオリジナルダイヤルに職人気質が宿る素晴らしい一本です。綺麗に退色したシルバーダイヤルはアイボリーに輝き、魚リューズもオールドインターを語る上で欠かせないポイントです。
ムーブメントは、ペラトン式自動巻きCal8531(1959年~)で、デイトがダイヤルの内側に寄った「寄り目デイト」を有しており、Cal853(1958年~)にデイト機能を載せた機械であり、IWCの技術者『アルバート・ペラトン/Albert Peraton』の開発した素晴らしいディテールを味わう事が出来る正真正銘のヴィンテージムーブメントです。
レザーブレスには当店オリジナルのゴートスキンレザーブレスのネイビーをセレクト、そして純正尾錠も付属する育ちの良い固体です。シンプルだからこそ、IWCらしい主張過ぎない美しさに高いセンスを感じさせる逸品、素晴らしく綺麗な時計です。是非店頭にてご覧ください。