メンズモデル
1962年頃製造の「Oyster perpetual Datejust / オイスターパーペチュアルデイトジャスト」のご紹介です。オイスターケース、パーペチュアル機能、デイトジャスト機能の3大発明が全て詰まったロレックスを語る上で欠かせないモデルであり、世界的に普通性とラグジュアリーを提供する代名詞でもあります。
今回ご紹介する四桁ロレックスを語る上で欠かせない、36mmケースのRef.1601初期モデル。60年代前半の固体である事が分かる、特別に太いバーインデックスとシブいアルファハンドに加え、SWISS表記、ヴィンテージロレックスの象徴とも言えるヘアラインの美しい段付きダイヤルと、シンプルながら艶やかな、刻みの細かい初期型フルーテッドベゼルが大きな魅力です。肉眼で見ると少し黄色み掛かったベゼルのホワイトゴールドと、自然体な黄金色に変色したシルバーダイヤルに味わいがあり、美しく格別な存在感を放っています。
初期型の証である「バタフライローター/Butterfly Rotor」がセッティングされた、クロノメーター規格をクリアしたキャリバー1560ムーブメントを搭載。歯車の染色が施されていない初期型であり、1570にアップデートされる前の短い期間のみ見られた貴重なディテールを有しております。
ブレスレットには67年製の、貴重な存在であるロゴの飛び出した、通称"デベソバックル"の付属する巻き込みジュビリーブレスが付属しております。年代は違いますが、エイジングを見れば時計と同じ様に使われて来た物である事が解ります。
状態はとても美しく、50年以上経過したものとは思えない素晴らしい一本。しかも今回の個体に関しては、太いバーインデックスに細かくカッティングされたことにより、光の当たる角度によって輝きが変わる手の込んだつくりとなっていて、他同モデルよりも時計として強い存在感が感じられます。筆者人身はこのタイプを、あまり見たことが有りません。素晴らしい精悍な顔立ちをした特別な逸品、シンプルながらに豪華で特別な一本をお探し方には特にお勧めです。是非店頭にてご覧ください。