レディースモデル。
カルティエのアイコンとして存在していたモデル、"パンサー/豹"の様にしなやかな体をモチーフにデザインされた「パンテール ドゥ カルティエ / Panthere De Cartier」。カルティエブランドを代表するブレスレットウォッチとして存在し2008年頃に終了。腕時計の他にもリングやブローチがあり、時計とお揃いで付けるのが20世紀初頭の女性達のステイタスだった経緯があり、2017年のリバイバルを経て新にそのデザインの良さに惹かれている方も多いのではないでしょうか?
今回ご紹介のRef.66921は、当時のディテールをそのままに、カルティエ伝統のホワイトローマンダイヤルが経年褐色により味わいのあるアイボリーカラーとなり、美しい色のブルースチールハンドとサファイアカボションリューズ、そしてイエローゴールドとステンレスのコンビカラーの作り出す世界観が、魅力的で素晴らしいモデルです。23㎜と言う小さめで美しいケースが女性らしい綺麗なモデルであると共に、モダンウォッチのパイオニアと絶賛されるカルティエらしい、洗練されたジュエリー要素も感じさせてくれる、正にカルティエだからこそできるデザインです。
ムーブメントには信頼性の高いキャリバー66を搭載。小型クオーツムーブメントとして、主にカルティエ18金ケースのレディース高級モデルに使われたムーブメントで、薄型ドレスウォッチを完成させたと共に、故障も少なく機能とメンテナンス性に優れた機械と言えます。
ブレスレットは [ Maillon Pantale Bracelet / マイヨンパンテール ]豹のひとつひとつの足跡をイメージしたジュエリーから創られたとされる、オリジナルのイエローゴールドとステンレスの美しいコンビカラーツートーンが付属、ヘアライン仕上げとポリッシュ仕上げを使い分けた細やかな仕上げが現行品には無いディテールです。サントスガルべにどことなく似ていますが、実際に違いは大きく、ケースの横顔からブレスのしなやかさを"豹の頭から前足にかけて"を表現したとされていて、全体的に薄く、そして柔らかくエッジの無い丸みをある小ぶりなデザインで、女性らしい華やかでジュエリー要素の高い美しい時計です。是非店頭にてご覧ください。