廃盤メンズモデル。
「Oyster Perpetual / オイスターパーペチュアル」。防水・防塵ケースを表すオイスターと、自動巻きを表すパーペチュアルのロレックスを代表する発明が使われており、グローバルスタンダードとなったロレックスのもっともシンプルなディテールから根強いファンを持つ名シリーズです。
今回ご紹介のRef1018Mは、通称[Big Oyster / ビッグオイスター]。今となっては同サイズのケースが多数存在しますが、当時としては異例の大きさであり、Ref6424を代表作とする大きめケースだけで無く、オリジナルの「Gilt Dial / ミラーダイヤル(ギルトダイヤル)」、バーハンド、トリチウム夜光の証であるT SWISS T表記、そしてトリチウム落ちも一切無く、シミや変色も見られない素晴らしいコンディションです。筆者の知る限り、交換ダイヤルでは無く、1965年頃から出始めた上書きレタータイプのミラーダイヤル。GMTマスターのフジツボダイヤル等に見られる表記であり、非常に高い歴史的価値の有るディテールです。
搭載されているムーブメントは、デイトジャスト等の多くのロレックスモデルに使われた、キャリバー1570のハック機能付きを搭載。自動巻クロノメーター規格を通過した優れものであり、精度と耐久性のバランスが取れた信頼性も抜群で、メンテナンスもパーツが豊富に存在する為、末永くお使いいただける素晴らしいムーブメントです。
付属された3連巻き込みオイスターブレスであるRef7836は、1972年の二期製造の物ですが、同年代のスポーツモデルにも使用された貴重な物であり、未使用と言ってもおかしくない程の素晴らしいコンディション。内部の修理傷がほぼ見受けられず触られていないであろうと思われる事、ダイヤルの状態が素晴らしい事、全体を総合的に考えると、ここまで素晴らしいコンディションの固体に出会う事は今後は難しいと思います。是非店頭にてご確認下さい。