廃盤レディースモデル。
「ヴァンドーム ルイカルティエ / Vandome Louis Cartier」の誕生は、1930年代にデザインされたクラシカルなラウンドケースは、ルイ・カルティエが馬車でパリのヴァンドーム広場を通った際に、車輪の取り付け部分を見てその形を閃いたことから名付けられたとされるモデル。当時は特許を取得した程の斬新なデザインであるラグデザインに、クラシックなディテールを持った、全体的にまとまりのあるシンプルで美しいデザインであり、気品の溢れたモデルです。
今回ご紹介のRef.66039は、1980年代に初めて登場した「ミニ ヴァンドームルイカルティエ / Mini Vandome Louis Cartier」。このモデルの最大の特徴は80~90年代の象徴でもある、イエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールドを使用したトリニティモチーフケースとブレスレットであり、カルティエらしい華やかな時計です。20mmと言う小さめで美しいケースが女性らしい綺麗なモデルであると共に、奇跡的にクラックの一切無い、ホワイトローマンダイヤルとブルースチールハンド、美しい形状のサファイアカボションリューズとカルティエらしいデザインです。
通常はレザーブレスが付属している事が多いモデルですが、今回の個体に付属しているトリニティカラーのソリッドゴールドブレスのコンディションも素晴らしく、正に奇跡の美品、大切に保管されてきた証です。是非店頭にてご覧ください。