廃盤メンズモデル
[IWC/International Watch Company]は社名が表しているように、アメリカの洗練された機械生産技術を融合させた、1868年に創業したスイスの時計会社です。革新的な製造技術を導入したことで、軍用時計等の多くの名機を輩出。ダイヤルの製法やムーブメントの作りにおいても独自性と素晴らしい技術力で、完成度の高いアイテムを多く展開し続けてきました。
今回はオールドインターらしいラウンドケースのシンプルなモデルのご紹介です。サンバースト加工のシルバーダイヤルに、筆記体のみのブランド表記とバレットインデックスで、シンプルながらに大人の雰囲気を格上げしてくれる素晴らしいデザイン。オールドインター特有である魚マークのリューズと、金属のボールを埋め込んだ職人気質の宿る”パール・ドロップ”手法で施されたミニッツマーカーも健在しております。
搭載されたムーブメントは、自動巻きキャリバー8541。巻き上げ効率が高いペラトン式自動巻機構を採用し、耐衝撃性、メンテナンス製にも優れた、IWCの歴史的発明のムーブメントです。大きな特徴として、自動巻きローターの鉄の芯よりも摩擦による耐久性を保つ意図として、受け石にルビーを使用、23:45と24:00を行き来する事で日付の早送りもできるので、使い易く実用性の高い、優れたムーブメントです。
レザーブレスには、当店オリジナルのクロコダイルレザーベルトのブラックをセレクトしております。IWCらしい落ち着きで、主張を抑えた凛々しい顔立ちの素晴らしい時計。全てが美しい状態で、ここまでの美品はあまり出てこないと言える一本を是非店頭にてご覧ください。