廃盤レディースモデル。フランス語で「都会の」といった意味のある「De Ville / デヴィル / デビル」。ヴィンテージオメガの中では比較的手巻きモデルの多いシリーズであり、正に街で使うオメガと言うシリーズ名を感じるシンプルで大人な時計が多い印象です。こちらの固体は、当時のレディースヴィンテージオメガとしては大き目な26mmのスナップバック式スクエアケースが最大の魅力。シンプルなヘアライン仕上げのシルバーダイヤル、ペンシルハンド、4点のみのバーアワーマーカーと、時計としての最低限のデザインである事がデザインコンセプトに有ったとイメージが出来ます。シンプルでどこか北欧デザインにも近い物を感じます。勿論オメガですので、搭載されたキャリバー625の手巻きムーブメントも、当時を支えた素晴らしい機械であり、内部にも魅力を秘めております。レザーブレス、バックルも当時の純正品がそのまま付属しており、50年近い時を経た物とは思えないコンディションも魅力の一つです。是非店頭にてご確認下さい。