初めての出会いに胸が躍った「Tank Bec d’Aigle/タンクベグネイグ」ここまでの物に国内で出会う事は難しいでしょう。ベグネイグとは鷹の口ばしと言う意味で、サイドから見たラグの形状が特徴的なデザイン。カルティエの時計事業の成功を担っていた「European Watch and Clock Co Inc/ヨーロピアンウォッチ&クロックカンパニー」製ムーブメント。ジャガールクルトの創始者であり、ブレゲ工房の出身者であった「Edmund Jaeger/エドモンドイエガー」との契約によりEWC社を設立し、初期の時計に搭載されていた歴史は、カルティエのヴィンテージウォッチがいかに素晴らしい物かを再認識させてくれる物です。中でもデュオプランと呼ばれるバックケースワインディングのムーブメント1代目のタンクベグネイグにのみ採用されて物で、ルクルトネームでも非常に有名な機構であり、両ブランドの良い部分を余すことなくご堪能頂けます。特にこのキャリバー409は15石の高級機である事に加え、テンプの位置の構造が良いムーブメントです。顧客一人一人に合わせてオートクチュールでレザーバンドを制作していた頃のサイズ調整が出来ない18KYG製Dバックルも付属しておりますので、ご購入のお客様には無料にてレザーブレスオーダーをご利用頂けます。