1970年頃製造のメンズヴィンテージオメガ。6時側に入った「Geneve / ジュネーヴ」の文字。言わず知れたスイスの南端に位置する時計の聖地の名称。主にペットネームの無いモデルに記載をしていた歴史があるが、ジュネーヴ州が「州内で組立された製品でなければ呼称を用いることを認めない」と規定した事、同時期にオメガがジュネーヴの工房を閉じた事により、1970年代にで途絶えたモデルです。とてもシンプルな見た目の中に見られる拘りのディテール。アップライトインデックスとして表現される当時にしか見られない作り込み、砲弾型アワーマーカーやオメガマークはしっかりと作り込まれ、ペンシルハンドが上品さを更に引き立てます。現代の時計を見に付けた事のある方なら解る35mmと言う小さなケースサイズの中に納められた、銅色の美しいデイト付き手巻きキャリバー613。60年代を代表する機械であり末永くご愛用頂ける一本です。