裏蓋を無くしたワンピースケース構造を擁した”OMEGA Seamaster”です。1948年から現在まで続くシーマスターシリーズの中で1960~70年代に製造されていたタイプであり、裏面からの汗や埃、小さなゴミが入る心配がない防水性・防塵性に優れ、ビンテージの時計としても普段使いしやすい実用性の高いモデルです。搭載されているCal.610の緩急針は形状が白鳥の首の形に似ていることからスワンネックと呼ばれるタイプで、精度の安定性の高さだけではなく美しい形状から装飾的な意味合いでも高級腕時計に使われています。何よりもケース径いっぱいのぎらりっと光るブラックミラーダイヤルには、この年代のオメガに良く使われたクロスライン、裏面に刻印されたシーホース、ロゴの入ったリュウズと、パッと見では気づきにくい点にもオメガを主張する箇所が見られ、人気モデル「シーマスター」を楽しめるビンテージウオッチです。