1875年創業の[Audemars Piguet/オーデマ ピゲ]は、長い歴史を誇る高級時計ブランドです。精度と信頼性において群を抜き、製造から販売まで一貫して自社で手がける、数少ないマニュファクチュールのひとつとして知られています。19世紀のパリ万博で成功を収めたことで、パテック フィリップ、ヴァシュロン・コンスタンタンと並び、世界三大時計ブランドの一角を担ってきました。

今回は、ドレスアップした手元に華やかさを添える、優美なフォルムが特徴のモデルRef.14524のご紹介です。ホワイトゴールド製のラウンドケースに、繊細なペンシルハンドとバーインデックスを組み合わせた、クラシカルで洗練されたデザイン。シルバーダイヤルが上品で落ち着いた印象を与え、ヴィンテージとしては非常に良好な状態を保っています。

ムーブメントは、手巻きキャリバー2003を搭載。1953年に名門ジャガールクルトが開発したキャリバー803をベースにしたもので、ヴァシュロンコンスタンタンではキャリバー1003としても採用されています。厚さ1.64mmという当時の世界最薄を誇り、現在においても最高級のムーブメントのひとつとされています。

ブレスレットには、ケースと一体化したホワイトゴールド製のチェーンブレスレットをセッティング。メーカーギャランティーなども付属しており、大切に保管されていたことがうかがえます。気品と繊細さを持ちながら、エレガントな存在感を放つ素敵な時計です。是非、店頭にてご覧ください。