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ECW TOTE BAG with ABOUT STORY

やっとグランドオープンの販売面が整って参りました所で、今回の松濤への移転に伴い意識した事の一つである、今までお世話になった方々との共同作品をできる限り沢山採用する事。

その一つが、周年イベントと、移転記念で製作したトートバッグです。

ECW TOTE BAG with ABOUT STORY
内側にABOUTと言う文字が入っている事に皆様お気付きでしょうか?大っぴらな告知や、有名店の様な華やかさとは無縁な、神戸市三宮にあるビルの2Fにひっそりと佇むショップがABOUT。

ECW TOTE BAG with ABOUT STORY

一歩足を踏み入れた時に感じる事は潔い心地良さ。ボーエモーエンセン(Borge Mogensen)の家具と美しいフィッティングルーム(写真はカイクリスチャンセン)。そこに置かれているアイテムは、スタンダードで上質な物ばかり。幾度となく足を運んだが、やはりまた足を運びたいと思わせてくれる空気感は是非体験して頂きたい神戸の名所の一つである。

実は、ABOUTは、縁有って一緒にお仕事をさせて頂いているBshop様のプライベートブランドで、今回なぜこのショップのロゴの入ったショッパーが当店にあるのか?

ECW TOTE BAG with ABOUT STORY

それは、色々なショップや、色々な生産背景を知る中で、ABOUTにあったショッパーに私が一目惚れした事。お客様にショップが提供している物はお買い物だけでは無く、体験であり、さり気無い部分に拘りや優しさがあると良いと思うのですが、ABOUTのショッパーに感じた事は二重の持ち手を採用した優しい設計だった。

だから江口時計店も、一つ多い持ち手の様に、商品にプラスアルファをお客様に提供できる様なお店でありたいと思い、製作を依頼させて頂いたのです。

ECW TOTE BAG with ABOUT STORY

そこに意味が無い様に見えて、拘りの詰まったABOUTとまったく同じボディーを採用した事には、こんな背景があるのです。

ECW TOTE BAG with ABOUT STORY

当店にて過去にお買い物をしてくださっている方、新たにお買い物をして下さった方。皆様にお配りしております。※2/12現在在庫切れ、追加発注中です。

ABOUT様の拘りと優しさを引き継いだ、ECWトートバッグを皆様に使って頂ければ幸いです。

当然楽しい企画も計画中です。
その告知はまた別の機会に。

SHOP DATA
Kobe Asahi Bldg.2F・59 Naniwa-machi,
Chuo-ku,Kobe,650-0035,Japan
+81(78)945-7095
11:00 am Open - 20:00 pm Close

Bshopと言うお店が好きな理由

私の頭の中にあった必ず一緒にお仕事をしたかったショップの一つがBshopさんだったのだ。

吉祥寺のBshopさんには自分が好きで普通にお買い物をしていた。どこの街に行っても、当たり前の様にあるBshopと言うお店に私が感じて居た事は、タンクやカラトラバ、オイスターケースの様な、美しい普通性。こんなにも普通で、だけど惹かれる魅力のあるお店はそう多くない。

いつか機会があれば運営側の人達と、何故このコンセプトでの運営を続けているのか聞いてみたいと思っていた。それが現バイヤーである山本慎さんの転職によって実現したのだ。

彼らが目指す場所を酒を飲み交わしながら聞いた。その時にとても印象的なフレーズが、究極の道具と言う言葉。

デザインや、トレンドと言ったファッションにおいて大切な要素は必要だが、生活に溶け込む様な、何処か安心感のある、普通なアイテムこそ究極であると言う考え方。

皆んなの生活の中に自然と溶け込んで、気が付いたらいつも使っている物。うん。とても理解出来るし、美しい考え方。私はこれからもこの会社が好きなんだろうなと思うし、自分のお店も、美しい箱の中に、普通性を帯びた道具として美しい時計を販売し続けたい。 他社の考え方に深く共感し、これからもお付き合いをさせて頂きたい相手。無口でぶっきらぼうに見えるが、とても律儀な社長。仕事に厳しく、プライベートとのギャップの激しい取締役。どこまでも真面目な山本さん。私にとってのお手本になるブランドと人々で構成されたBshopは素晴らしいお店です。

ECW TOTE BAG with ABOUT STORY
ECW TOTE BAG with ABOUT STORY